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出会いの場ボランティア

◆声の郵便と眼鏡のいらない新聞で友愛活動

富山県/井波町老人クラブ婦人部

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▲テープレコーダー持参で訪問
井波町老人クラブ婦人部は、40の単位老人クラブからなる総勢1,730人で活動しています。昭和50年から、寝たきりや一人暮らし高齢者宅を回る友愛訪問を始めました。活動を続けるうちに、訪問の仕方に工夫が必要だということになり生まれたのがカセットテープによる『声の郵便』と大きな活字の新聞『朋友ニュース』です。町内の話題や行事、生活情報、時には有志の励ましの言葉など、多彩な情報が、婦人部の手により高齢者宅に運ばれます。孤独になりがちな高齢者にとても好評だそうです。

ボランティア活動に特技のパソコンを導入

群馬県/北村富弘さん・70歳

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▲前橋バラ園に遠足
60歳のときに奥さんを亡くした北村さんは、それまでの介護経験をバネに一念発起。福祉ボランティアをめざして各機関に学び、厚生省認定一級ホームヘルパーを取得しました。今では地域の福祉になくてはならない戦力で、老人給食サービス、住宅の機能改善、移動入浴サービスなどに尽力しています、さらに注目すべき貢献として、得意のパソコンを使って施設の各種データを整理し、省力化を図る手伝いをしていることです、マラソンランナーでもある北村さんのモットーは「人生はゆっくり長く」。

 

 

 

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